北海製罐小樽工場第3倉庫劣化調査結果
第3倉庫の保全・活用を検討するにあたって実施しました劣化調査は、小樽市のガバメントクラウドファンディングへの多くの皆様からのご支援により実施することができました。
ご支援いただきました皆様に心より御礼申し上げます。
劣化調査の結果、外壁のひび割れや漏水痕跡、一部で鉄筋の露出や腐食していたものの、調査範囲内でのコンクリート及び鉄筋の健全性は担保されていると判断されました。ただし、今後の維持保全を考える上では、顕在する損傷に対する適切な補修対策や、本格活用に向けて耐震診断の必要性が指摘されましたのでご報告申し上げます。
調 査 名:北海製罐㈱小樽工場第3倉庫劣化調査
調査企業:パシフィックコンサルタンツ㈱北海道支社
調査期間:2021(令和3)年4月20日~2021(令和3)年7月19日
<調査項目>
1.外観・内部調査
2.コンクリート圧縮強度試験
3.はつりによる配筋・腐食状況調査
4.コンクリートの中性化試験
5.塩化物イオン含有量試験
調査結果の詳細につきましては、以下からダウンロード願います。
北海製罐㈱小樽工場第3倉庫劣化調査結果(PDF/約10MB)